【奥多摩】日原街道の今~復旧はどうなっているのか~
雲取山・鷹ノ巣山・川苔山・長沢背稜への重要なアクセス路である日原街道。
2019年10月の台風19号で平石橋付近が崩落し,以来,歩行者を含め通行止めが続いています。
人気の山々だけに奥多摩駅から東日原行きのバスを利用してこれらの山に向かう登山者は多く,この秋・冬の登山計画の変更を余儀なくされた方も多かったのではないでしょうか。
私も東日原から長沢背稜を経由して雲取山に向かう計画を立てていましたので,日原街道の復旧については関心をもってみていましたが,続報がありませんでした。
やはり数年はダメなのかもしれないと思っていたところに,復旧の見通しを伝える記事が東洋経済オンラインに掲載されていましたので紹介したいと思います。
【記事】
東京にある「孤立集落」のあまりに厳しい現実
2020/3/29 東洋経済オンライン
急峻な崖と川に挟まれた崩落現場での工事は、素人目で見ても大変であることがわかる。工事関係者らの全力の復旧作業で、ゴールデンウィークごろには仮復旧し、日原街道の通行止めが解除される見通しだ。
もっとも、路線バスのような大型車は運行不可で、完全復旧にはまだ1年半以上かかる見込みだという。それでもマイカーの通行が可能になれば、日原の人たちの不便解消につながることは間違いない。
(以下略)
出所 https://toyokeizai.net/articles/-/339440
この記事のとおりに工事が進捗すれば,今年のGW前後には歩行者・普通車は通行可能になるようです。
これまで大変な苦労をされてきた日原地区の住民の方々はもちろんのこと,登山者にとっても朗報です。
【仮復旧後は?】
仮復旧後はマイカーを東日原の駐車場に止めて山に向かうというスタイルは可能になりそうです。
では,奥多摩駅からバスで登山口まで行くのは可能かというと,上記記事によればバスは崩落箇所の手前の大沢のバス停までは運行しているとのことですので,